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2012-06-12(Tue)

<津波>到達前、電離層に「穴」…発生源上空の電子減

<津波>到達前、電離層に「穴」…発生源上空の電子減

毎日新聞 6月12日(火)2時31分配信

 東日本大震災発生から約30分後、津波発生源上空の電離層(高度80~300キロ)を構成する電子の数が通常より30%減る異常現象が起きていたことを、北海道大学の柿並義宏・研究員(超高層大気物理学)と東京学芸大学の鴨川仁(まさし)助教(大気電気学)のチームが発見した。電離層の異変は、東北地方沿岸に大津波が押し寄せる前に始まっており、大津波の早期検出と避難指示に役立つ可能性がある。

 この異常現象を「電離層ホール(穴)」と命名し、米地球物理学会誌に発表した。

 チームは、全地球測位システム(GPS)に使われる電離層と地上の間を行き来する電波のデータを分析した。

 その結果、地震と津波が発生した9分後の昨年3月11日午後2時55分から、津波の発生源のほぼ真上(北緯38度、東経142度)で電子の数が減少し始めたことが分かった。午後3時10分に減少率は最大30%に達し、徐々に元に戻った。一方、その周辺でも数が増減し、最終的に変動していた範囲は、津波発生域とほぼ同じ東西約300キロに及んだ。

 また、変動の原因について、海水面が上下したことで音波が発生し、電子の密度に濃淡が生じたためと突き止めた。同様の現象は、東日本大震災と同じマグニチュード9級だったスマトラ沖大地震(04年)やチリ大地震(10年)でも確認した。

 東北地方沿岸に、津波が到来し始めたのは11日午後3時過ぎ。電離層異変による津波検出から数分以上が経過している。柿並さんは「変動量から津波の規模を予測できれば、津波の早期避難の呼びかけに役立てられる」と話す。【田中泰義】



【引用元:Yahoo.Japanニュース】

ヤフーニュースの配信を受けることにしました(勝手に引用させてもらっているだけですけど)。

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<津波>到達前、電離層に「穴」…発生源上空の電子減 毎日新聞

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